こないだのレッスンでコンソレーション、ウィーンの夜会ともに音が止まっている、と先生に言われた。


音が止まっているっていうのはやっぱどっかで、肩とか肘とか手首とかで力を入れて止めてることがあると思う。だから十分な脱力ができてないから音の切れも悪くなってしまう。コンソレーションでは音の立体的構築に気を配る、つまり、遠くや近くで響いてる感じ、現実味を帯びた音や、幻想てきにボーっとした感じの音の区別を出さなければならない。だから、そのためには余分な力は抜き、響板に染み渡る音をよく聞かなければならない。なかなか難しいんだが・・・そしてウィーンの夜会での脱力は最初のオペラ風のところをがんがん鳴らすところ。これが肩に力が入ってしまっていると非常に聞き苦しくレベルの低い演奏になってしまう。なにより素人っぽいしね。力が入ってなく、底力のあるffを出すにはいすをあまり前に出しすぎずに、左足を引いて体重をかけ、そして腹筋と背筋を効果的に使うことが大事。腹筋と背筋を効果的に使うためには(ここがポイント)、まず、背筋をピンとして、左足を引いてぐっと体重をかけ、下腹に力を入れるとよい。まあ、これってかなりキホンだけど、たまにできなくなるときがあるんで、、、


こういうような技術はベートーヴェンでしっかりやること。だから「ベートーヴェンができないと何もできない」って先生はいうんだろう。http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=NOAH110

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